2013年10月10日木曜日

金田式DCバッテリープリと200V対応AITプリ イントロ

【バッテリープリ全景】
もう3年間も借りっぱなしのDCアンプマニアさん作、金田式DCバッテリープリの音には非常に満足しているところです。
ディスクリートでシンプルな回路は、高域の伸び・気持ちよく漂う倍音成分と力強くふくよかな低域で血が通った有機的な音楽を奏でます。また、バッテリー電源の背景の透明さ・歪のなさ・静けさは特筆ものです(^^♪。

でも・・・電池はすぐに電圧が降下します。(満充電1.45Vが電源投入後すぐに1V降下、6時間使用後12V台更に12時間使用で12V以下、12Vを切ると途端に力がなくなる)
【バッテリープリ回路】
それよりも充電器と電池本体の接点の不都合からか充電にばらつきが出たり、時間をかけ(1日かかり)全ての電池の充電容量をそろえても電池ボックスの接点の不都合から音が出なかったり、オフセットや直流が出たりと電源投入時はパワーアンプやスピーカーを壊しやしないかとひやひやすることもあり、演奏時でも突然10本使用の電池の内1本でも電圧がなくなるとと思うと落ち着いて音楽に身をゆだねられなくなる大きな欠点もあります(~_~;)

上記の理由といつまでも借りっぱなしも申し訳ないこともあり、バッテリープリの代わりになるプリアンプを模索していました。
【AITプリ回路】
プリ試聴も機種やメーカー名は敢えて公開しませんが、うん百万円のハイエンドを含め自宅にて試聴させていただきましたが、貸して頂いたショップには誠に申し訳ないことですがバッテリープリの代わりになるものもなく、現使用中のDACの素晴らしさもあり試聴のうえAITのプリアンプを導入した訳です。








【金田式DCバッテリープリとAITプリ】なんてタイトルはプリ作者にはどっちが上か対決みたいでいやらしいですが、高みの見物者には興味が?と言っては御幣があるでしょうか。

ま、駄耳でただのオーディオ好きの端くれものの感想なので当てにならないかもしれませんが、両プリアンプ作者に敬意を表してどちらちかずの玉虫色も嫌なのでなるべく公平な条件で聴き比べ、正直に述べさせていただきたいと思っております。

まず100V電源時のAITプリとバッテリープリの音の違いは以前に掲載したとおり、
A:色付け背景の静けさは同等。
B:瑞々しい透明感は僅差でバッテリープリに軍配。
C:粒の立った解像度や奥行・広がり感も、僅差でバッテリープリに軍配
と、鋭い洞察力のある方にはお解かりと思いますが、AとBは電源Cは機器そのものの音の差です。
バッテリープリのほうが高域方向の伸び・倍音成分が多く低域はふくよか量感で有機的、
低域については両機を聴き比べするとAITプリはキレがありタイトな感じで何時まで聴いても聴き疲れない音と言えます。

200Vの電源強化でBは簡単に埋まる予想ですが、Cの機器の潜在能力がどこまで引き出すことが出来るか出来るだけ公平にテストしてみることにしました。


時間がかかりますが・・・続きます。

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