2008年10月27日月曜日

リセット後の凄さ 続き

先々日のチマチマした面白くない音の時は、出てこない雰囲気を出そうとして知らず知らずの内に、少しづつ音量が上がって(もちろん自分で上げているのですが)いて深夜にもかかわらず大音量になっていました。今はその時のメモリの1/3程になっていますが、音楽の躍動感・楽しさや感動が伝わってきています。もちろん音量を上げても、さらに良いことは言うまでもありませんが、小音量でも十分以上です。

音楽の楽しさ等に満たされないと、大音量になることが理解できました。(嫌味ではありません)


昔30年程前にオーディオをしていた時は、どちらかと言うと原音再生を目指していたように思います。

大砲や雷・SLの轟音とか鳥や鈴虫の鳴き声とか川のせせらぎ・雨音等々が本物のように聞こえることが最高のオーディオシステムなのかなと・・・でもこのような自然界の音は、スピーカーから出すことは無理でしょうし、本物の音にはかなわないでしょうね。


オーディオで再生する音楽も本物にはかなわないと言われていますが、どうなんでしょう?実際コンサートや生演奏を聞いても、あまり感動する音楽に出会ったことがないですし、あったとしても極まれです。素晴らしい力量と気合の入った演奏家がいて、音の良いコンサートホールそしてさらに、特等席等々が揃うなんてことは、至難の業と思います。


私のシステムはハイエンドとは程遠いものですが、条件の整った演奏場と特等席を手に入れることが叶いました。(しかも、いつでも好きな時に)残りは気合の入った演奏家の演奏と、それをいかにうまく録音したCDを手に入れるかですが、数少ない手持ちのCDの中にも、以前は飛ばして聞いていた曲なのに、こんなに気合を入れて素晴らしい演奏だったんだ。と、気がつくCDも結構ありました。(中にはどう聞いても良くないものも出て来ましたが) 今日は、1300円で買った美空ひばりの「りんご追分」聞きましたが、歌のうまさに聞き惚れました。良かったなぁ。これって演歌のジャンルなんでしょうかね。



今現在の音は、よくスピーカーが消えると言われますが、まさにスピーカーの存在は感じません。

左右スピーカー近辺から後にステージが展開して、そこで演奏される楽器やボーカルの位置がはっきりとわかります。奥まった音にはなっていません。奥行きがあってその中で立体的に演奏されてます。トライアングルなどの高域は左右からも聞こえ、声の帯域の中域は艶があり低域は最低域(40hz以下)まで延びてタイトです。解りやすく言うと目の前で音楽が鳴っていて引き込まれます。JBLのS143MkⅡという1本30万程のスピーカから出ている音とは信じられないかも知れません。ここまで書くとほんとうかなぁ~と、思われる方々。是非聞きにいらしてください。お待ちして居ります。

2008年10月26日日曜日

リセット後の凄さ

今回写真は無いですが、分電盤工事後、耳(脳?)をリセットして新たな発見をと、3日間オーディオから離れ聞き直した感想です。
??????が無限に続くかと思えるほど、何か変!ひとつひとつの音は悪くは無いのですが、何か伝わってこないのです。分電盤工事のエージングが逆行したのか?まさか そんなことは聞いたことも無いですし、耳(脳?)をリセットしたから、これが本来の音なんだと自分が認識したのか?? はたまた自分の耳がおかしくなったのか??? こんなチマチマした音が本来の音だとしたら今までの苦労(予算も)が水の泡? そんなぁ~(泣) ど・ど・どうしょ~う(冷汗) と、血迷って分電盤にお詳しいEVAさんに深夜にも関わらず、迷惑な電話をする体たらく。 チェックしていただけるオーディオ仲間がいないもので、すいませ~ん(頭下げ)
とにかく、面白くない音なのです。
今朝も音だししても同じ、チマチマとした面白くない音。
パネルを移動したり、接続が緩んでいたり外れていないかとチェックしたり、サブウーファーの調整したりと、出来るところはと、やっていたところ分電盤工事完了の時はウーファーがまだ到着していなかったことに気ずきました。
というのは、プリアウト端子が一つしか無くこの端子をパワーアンプに繋ぎバイアンプ駆動しているのですが、今回サブウーファーをこの端子にパラレルで接続していたのです。
これを、プレーヤーに繋ぎ変えたところ、音が戻りました。お帰りなさ~いと、言うぐらい嬉しかったです。(笑)
しかし驚くのはチューニング完了以前にもこの接続はしていたことがあり、その時にはこんなにも大きな変化は感じなかったことです。この部屋は良いことも悪いことにも敏感・如実に反応する凄さをまた体験できました。

2008年10月22日水曜日

分電盤工事感想

前日は、工事完了後2hほどで変化さらに6h後また変化そしてトータル24h以上鳴らし続けましたが大体、安定してきましたので、これからも少しづつ良く変わるでしょうがこれにて感想です。
まず、
1.音量が大きくなったように感じる。
2.弦楽器の減衰時の音程の変化など細かいニュアンスが出てきた。
3.ボーカルの色気(艶)やドスがより出てきた。
4.左右上下にプラス前後感が出てきたのでより立体的に感じる。(奥行きは同じ)
5.音の立ち上がり、立下りが早くなった。 
 その他諸々OK
と、分電盤導体を個別配線にすることは、いいこと尽くめの結果でした。
パネルへのニス塗りも高域の一次反射が増えこちらも結果は上々。
さらに、Dcube2HXも帰ってきて、現時点ではこれ以上することが無いほどの完成度と思います。(欲求は無限ですが)
このブログを立ち上げた最初に書いてある音のイメージは、全て完璧に達成できました。
伊豆から帰って10日間ほど夜も寝ないで聞き続けていましたので、今日からしばらく聞かないで頭をリセットしようと思います。(知らないうちに、ずれて来ますので)

2008年10月21日火曜日

分電盤工事

今回の電気工事概要はオーディオルームに入っているエアコン、換気、照明、その他コンセントを別回路に分け、オーディオルーム分電盤の導体を外し各子ブレーカーへ個別配線で分ける事です。未だオーディオルーム分電盤はオーディオ専用分電盤にはなっていませんが、予算上の問題と専用にするまでの必要があるかの実験も兼ねています。結果がよければ今後のお楽しみとして残しておくつもりです。(儲かったら!)


左が引込み線からメーター下の主ブレーカで左がオーディオ用で右が母屋用、この母屋用から、今回のオーディオ以外のエアコン等の配線をつなぎ直します。










工事は2人で4時間ほどで完了し、電圧を測定してもらいました。アースも測りたかったのですが、測定器が無く次回です。


小さい照明だけ付け、まずは107.62v。




エアコン暖房全快、全照明最大照度、換気扇大にて、鼓膜が破けそうな音量で演奏中。

107.36v。

電圧降下は0.26vでした。
だから何?と言われれば・・・何ともですが。

このオーディオルーム専属電気工事士?の方で、出来上がった当初聞いてもらっていますが、そのときは今一な表情でしたが、今回はどうでしょうか。


この日の為に、ご自分の好きなCD持参です。ミスター・チルドレンのギターの曲でした。(私は初めての曲) 全身鳥肌だそうでした。

手前の方、電気工事会社社長の偉い方。(友人ですけど)
クラシックがお好きで、シベリウスのバイオリン協奏曲を試聴中。


あちらの方は、眠そうです。




私のポップス演奏中の表情。(酔いしれていますね?仕事中なのに)
まあ、もともとが良いので当然でしょうが、私としては、今回の工事の音の変化は???です。(この時点では)





1時間半ほど、聞きほれていましたが、残りの仕事再開。









直結インレット線の取り出し口とオーディオ予備コンセント口の蓋をつけています。これから寒い冬ですから、風がぴゅうぴゅうでは困ります。


夏は虫が入ってきますので、戸締りです。


完成!すっきりしました。








帰りがけに、外して戻らなくなってしまったアース線を見てもらいました。
やはり、こんなつなぎ方ではキチンとアースが取れないそうでした。(素人はダメですね)




こうやって、ギリギリと音が出るくらい締め込むんですよ と、実地で教習。






これで、一安心です。







これが、工事終了のオーディオルーム分電盤。

導体を撤去して黄色の8スケア線で分けました。

先ほどの試聴は???でしたが、2時間ほど経過して聞きなおしてみたところ、

変化が聞き取れるようになりました。

いつもと同じ音量なのに大きくなったようで、細かなニュアンスが出てきました。

ギターは弦が減衰していく微妙な音程が聞こえ、ボーカルは艶とかドスがなどが感じ取れますよ~ これは、いいかもしれないです!!!しばらく電源入れっぱなしで、やはりエージングですね?どのくらい必要なのでしょうかね?(焦る必要はないですけど)

また、後日更なる感想をアップいたします。

追:明日はDcubHXも帰って来ます。



















2008年10月16日木曜日

試聴者第一号

さあ今日は、完成して間もない我オーディオルームへの初の試聴者の来訪です。当方まで車で1時間ほどの距離の当別町から来られるブログ名テイクオトさんことT氏にどんな風にお聞かせしたらいいかなぁ。
と、我機器も大したものではないので、いっそのことラジカセから聞いていただくことにしました。
このラジカセ、接触不良か音は歪んでたまにCDを読めなくて音飛びするような骨董品です。






センターに椅子を置いてその上に載せているラジカセ。












少しアップで。











ラジカセは1曲を聴いていただき同じCDで通常システムで、リスニングポイントを移動しながら聞いていただきました。


センター(部屋のど真ん中)で聞いているところ。
ステージ前のかぶりつきで聞いている雰囲気を感じられます。






通常のリスニングポイント。
全ての音が平均に聞こえるポイントで、オーディオ的に分析的に聞ける。
次に後のサイド奥。
スピーカーの直接音が無いのでリラックスして聞くには最適。
そして、通常リスニングポイント後ソファーの左右。
ここが私は最も音に引き込まれ感動出来るお勧めポイントです。
その他、パネルを動かしながらの音の変化等を体験いただきましたが、どのように感じられたでしょうか。

2008年10月5日日曜日

高域対策3


水性ニス塗装後のSPパネルを定位置に戻し聞いてみますと、これはかなりいいです。ほぼ感動です。
この調子だと壁までの塗装は必要ないでしょう。
奥にあるSPパネルですから、奥ゆかしい高域と言うか、全体には回ってこないので、手前かセンターのパネルを塗装したら、もっと前に出てくるのかな?
ただ、あまりやりすぎても良くないでしょうから、残りのパネルを、どこまで塗装するのか、思案所です。
とにかくあと少し高域が出てくれば、感涙が出ると思います。

2008年10月4日土曜日

高域対策2



油性でスプレーは、室内壁を塗るには、くさいわ飛び散るわで、却下しました。乾けば同じと考え、水性ニスをはけで塗ることをテスト。
においもきつくないですし、塗った感じもなかなか。


と、スピーカーサイドの60cmパネルに塗り設置すると、SPパネルがないので広がり感が減って中心に寄っているにも関わらず、なかなかいいですよ。どんな風にといわれても説明しにくいのですが、高域にはりが出て、低域にもという感じ。
聞いてもらえればなぁ・・・


写真では解らないですね。
表面が樹脂で覆われ硬いです。
ただ、塗りすぎたのか木の肌が無くなってチョッと残念。
もう少し修行しなくては。
(パネルさんごめんなさい)


2008年10月3日金曜日

高域対策

先月の日曜日、中島公園を家族で散策中コンサートホールキタラでブラスバンドのコンクールが行われていた。アマチュアで、しかもブラスバンドは趣味じゃないのですが、入場料2000円で一般開放されている、う~ん オーディオ的興味がもたげ、どんな音がするのかなぁ~と、家族を待たせ一人で経験することに・・・中に入ると結構ガラガラで、好きなシートに座って聞ける、これ幸いと中段の中央や上段の端、最終は前列5番目の中央といったように席を移動しながら2時間ほど音チェック(一流演奏家でなくてよかった!)演奏はともかく、さすがに、調音された広い空間は、いい音です。とくに高域がものすごく綺麗に響きます。当方の部屋の伝送特性は高域が2kからだら下がりなので、これは完璧に負け(勝ち負けじゃないけど)ている。

当然に壁は、チェックします。壁材はかばの木とのこと、バーチ系ですが、表面が樹脂系の塗料を厚めに塗っていて、木の目はあって硬くなっています。やはり木の肌を残し硬くして、高域反射なんですねぇ。

当方もラトビアバーチなんですが、表面はやわらかい産毛がありソフトなのです。おそらくこれで高域を若干吸収されているのではと思います。なので表面を硬いもので覆うすなわち塗装かな?と考えまして、しかしいきなり壁に塗るのも怖いので、リスニングポイント横のパネルに手軽なスプレー缶の油脂系ニスで実験・・・うん 悪くないですが、はっきりしないので、次に180cmのスピーカーパネルの上から60cmくらいまでとスピーカー手前サイドにある60cmパネルも現在塗装中なのです。薄く何度もスプレーしないと、だれて来ますので結構、1日かかりです。


室内で、スプレーできないので、玄関のドアを開け換気しながらの塗装。
クリアなので見た目はわからないですが、触ると硬いのが解ります。




60cmパネルも塗りました。
日曜には設置して、音チェックしますがどうなるのでしょう?