2009年4月25日土曜日

低音らしさを求めて2


ああっ!体がイテ!!
パネルもブロックも重い!!!しかも数。
今回のチューンはひとまず完了。
趣味は何でもこれで完璧で終わりと言うものがないのは、オーディオも同じで、なので、ひとまずがついてます。これまで何度、完成・完了したことか、お恥ずかしい。
変更点は
1. パネル150cm×2・130cm×2・90cm×2・60cm×5の計11枚を外したこと。
これは後側パネルが予定外に多くなってミッドバス吸音過多の調整の為。
2.センターパネル3セット裏側への補強。
 これもミッドバスの吸音を抑える目的でしたが、柱状の板を取り付けたことにより重さが増して強度も
 上がって、振動周期が短くなった感じがします。メリハリがつきました。
3.サイド側ブロックを平面に積み替え。
 前面とあわせだけですが、素直になった感じです。
4.サブウーファーの高さ位置の変更。
 メインスピーカーウファーに合わせていたものを、床に直置きしました。
 より力強く伝わります。
5.アンプの接続変更。
 ワイドレンジなクレル200wをウファーへ、ナローレンジなマークレヴィンソン50wを高域側へつなぎ変
 えました。
 高域の刺々しさを押さえ、パワフルな低域を求めて。
6.スピーカーを内振り。
 焦点をリスニングポイントで鼻先に合わせました。
7.秘密!
 作者のご要望で公開できません。悪しからず。
 効きます!!。
 
時間が無くなって取り急ぎここまでです。 のちほど続く・・・
・・・続き4/27  このオーディオルームの建物が完成してから約9ヶ月経ちました。オーディオ機器を揃えてからも性能を十分に発揮させるには半年から1年かかると言われる評論家の方も居ることですし、建物もそれくらいかかるでしょうね(もっとかな?)。 と言うことであちらを立てればこちらが立たず見たいな事で、いつもこんなことをやっています。 このブログの写真2日前ですが、もうすでに変わっているくらいですから。 何か弄って出来たときは、うん、良し! 気持ちいい~!! これで完璧だ!!!。と思ってもすぐに慣れちゃって・・・・この繰り返し。 でもこれが楽しいってのもありですよね? だから永遠に未完成。 音を比べるにはいつも同じソースでないと解らないので、余りCDもレコードも増やせないし、ルームチューンといってもほとんどお金が掛からない、外にも出かけ無いで篭りっきりで出来る今のご時勢にピッタリの面もある趣味です。 オーディオは楽し!!!。

2009年4月24日金曜日

低音らしさを求めて

高域の棘々しさも取れ、中域もまあまあ、最低域もOKとなっている状況(あくまで自己満足の世界)です。残るは、最も低音らしく聞こえる音をどのように出すかが今回の課題。

最も低音らしく聞こえる帯域は70~80hzくらいと言われますが単純ではありません。静岡の方に教えてもらったことですが、100hz・1Khz・10Khzを同時にスピーカーから出したときに、耳に届く音は10Khzが最初に届き次に1Khz最後に100hzが届くそうです。遅延がある音なのに人は違和感も感じず聴けるそうです。 スネアドラムにたとえると最初にばちが皮に当って高域が出てその後に低い音が出ているのを一緒に聴いてスネアドラムの音になります。 と言うことは低音でも高音が影響していると言うことでしょうね。 と言うことで単に70~80hzが出ていれば良いと言うことにならないから単純ではないのです。 もやもやした低音ではなく、高域で隈取できたエッジの立った鋭い低音をスピーカーはこのままで出したいわけです。

当方の部屋の最初の計画は、フラッターエコー対処の為リスナー後ろ壁は躯体の構造でV字型にして180cmパネルのみの予定でしたが、普通の平面壁になってしまい、それを訂正する形でパネルが上に130cm程増えてしまいミッドバスの吸音過多になっています。それをさらに私の判断からパネルを壁から前にだしたことにより、より一層ミッドバスの吸音が多くなってしまったことを村田氏にご指導いただいており、その対処方を教えていただいたことの実践編です。
 
ホームセンターで見つけた38×89×1820のツーバイ材1本248円を90cmに切ってもらい中心に置いているLVセンターパネルにビス留め。
電動ドライバーの先は舐めってしまうはスクリューは折れるはで、たったこれだけの作業で2時間。
これはパネル裏の板の振動を抑えミッドバスの吸音を減らす目的です。 

取り付けてみると座りもよくなり重くなり強度も上がった感じです。
センターに戻して聴いてみると、うん!!!良し。
手で触ってみると、振動が短くなっているようです。

次にセンター横のSVパネル2セットに取り付け。
戻して音だし。
笑っちゃうくらい、良し良し。
いままで感じなかった締まったドンが出ました。
ミッドバス吸音のみではなくパネルの強化(振動数の変化)やその他との相乗効果と思います。細かいことの積み重ね試行錯誤が必要です。(全てはバランスが大事)



味を占めて、やりすぎかなと思いながらも木材の買出しに走り180cmSPパネルにもつけてみる。 良くなると更に良くと欲が出てついつい見境無くやりすぎてしまうのでして、一番良い状態に戻せなくなってしまうのが常の経験から、片側だけです。 左右で音を聴き比べできるメリットもあります。



この際ついでに、ブロックもまっすぐに積み替え開始。




戻して音だしすると、ミッドバスが出てきてもやもやの音、やはりやり過ぎでした。(本当に微妙なさじ加減、怖!)
取り付けた柱を外して本日は終了。明日は右サイドを作業予定。

追:スピーカ側パネル半分程(11枚)減りました。 

2009年4月21日火曜日

高域反射オプション

静岡県のマニアの方が試行錯誤して作られた10Khz以上の帯域を反射するというこのようなものが、ご好意で送られてきました。
種類はわかりませんが、結構硬い木でしっかりとしたつくりのものです。
単体で使っても、石パネルにつけても使えそうです。

しかし、よく考えて作るものだと感心します。 飽くなき音への欲求と情熱のなせる業ですね。


どうやって使うかは、センス次第かな?
あちこち置いてみて、今日からしばらく私の好きなルームチューン・テストの始まり始まり。





















2009年4月20日月曜日

久方ぶりのルームチューン

ここまで引っ張りを弱くしたインサイドフォースキャンセラーですが、何度も試した結果、ない方が歪まなくて良いです。 天下のリンが選んだアームなのになぁ・・・必要ないものは最初から付けない筈ですよね?
この個体だけがそうなのかな? それとも使い方が悪いのか。


 


いつでも戻せるように横に置いてます。







久しぶりにパネルのルームチューニング。
センターパネル3セットの配置変え。どう変わったかは写真では解りにくいでしょうが、以前はサイドより5cm程センターが奥まっていたものを、逆にセンターにニス塗装し5cm程前に出しただけです。
たったこれだけでも劇的に雰囲気が変わるのが、このパネルの凄いところで、使う方のセンス次第で音造りは無限でしょう。私はまだ使いこなせていませんけど。 ちなみにサイドのパネルをニス塗装済のものと差し替えると、平面的になり五月蝿くなりましたのでサイドは塗っておりません。 私の予想ではおそらく、天井を塗装したら部屋全体の固有振動モードが一致するので、それからの課題です。今回のセンターへの塗装も壁の塗装が出来てない段階では平面的五月蝿くなったものでしたが、一歩前進と言うところでしょうか。



ヴォーカルが奥行き感を保ったまま凛と前に出てきて、演奏の深みとハーモニーが増しました。


2009年4月8日水曜日

ねじの効果


EVAさんお勧め、ダイアナクラールのアルバム届きました。
派手さはありませんが、中低域が量感たっぷりでゆったり落ち着いて聴けます。 ダイアナファンの私としてもお勧めですね。





一緒に注文したノラ・ジョーンズ。CDと聞き比べ用に買ったのですが、音がビビるし何か今一。
演奏中よくよく見てみるとカートリッジが左右に揺れているのでした。レコード中心の穴がずれているのです!!!???。こんなレコードあるんですね? 早速、アマゾンへ返品・交換の手続きをしました。



今月の雑誌で紹介のチタンねじと一緒にウィルコへ注文したチタン合金とナット類。一番高いチタン合金ねじが1本80円合計で送料・振込量全て込みで1600円程ですから、オーディオ実験としては安いですね。これをカートリッジをとめているアルミ製のねじと交換です。





まずは、純チタンねじとエンジニアプラスチック製のレニーというナットの組み合わせ。
うーん・・・良くわからない! 




そこで、黄銅のナットに交換。変わりましたね。軽く柔らかいプラスチックのナットではねじの効果を相殺してしまうのでしょうね。本来はチタン製のナットが欲しいところですが、ねじにあったM2.6のサイズが無いので今回は黄銅とプラスチック系ですが、サイズが合ったものとして他に鉄・ステンレス・アルミ等があります。

雑誌では、変な癖をつけることなくSNやトランジェントの圧倒的な向上等があったと書いていましたが、当方ではそこまでは効果は感じられないなぁ。(駄耳?) 
そこでまたまた、ナットはそのままねじをチタン合金に変えてみました。 これは私の駄耳でもハッキリと雑誌の能書き通り?の効果が感じられました。チタン合金ねじM2.6・15mm2本で160円プラス黄銅ナット10個入り190円(その他送料315円と振込手数料120円)ですから、この組み合わせで消費税込みで802円ですが、試してみる価値はありますよ。 でも、これも嵌ると色々交換したくなるから危険でもありますね。

アースケーブルとADスタビライザー


前回、ハムノイズ効果があったと思ったアースケーブルですが、その後アーシングシステム付き制振メタルシートをラックの下に敷いてみたところ、アースケーブルを外してもノイズレベルが変わらないのです???。 そこでトランスとフォノイコ間のケーブルを動かとノイズが変わり、さらに叩いてみたりするとスピーカーから音が出ちゃうんですね!! 当方はアースレベルは高い(1.4Ω)のでやはりアースが原因でノイズが出ているのではなく、ケーブルの電気的な遮蔽が必要かな?


フローティングシステムのLP12のユーザーで重いスタビライザーを使っている方は少ないと思いますが、試しに30年前に使っていたトリオ製のスタビライザーがあったので試してみました。 これはセラミック製のターンテーブルシートと外周スタビライザーのセットものですが、さすがにこれは重すぎてLP12のスプリングでは支えきれません。
センターに乗せるものが545gの重さで、これはスプリング調整して10日以上使っていますが今のところ問題なく使えているようです。



音は、重心が下がり密度が上がりました。