2010年12月29日水曜日

本年の締め

オーディオルーム新築(完成ではありません。未だ完成に至っていません。)から早2年4ヶ月になりましたが今年も残すところ2日となりました。昨年の自分のブログをチェックしてみたら、12月は低域の問題から床・パネル・村田氏によるチューニング等等で必死に大改修してました(笑)。


一先ずは満足レベルまで漕ぎ着けたものの、マークレビンソンのパワーアンプのレモピンによる接触不良から20年ほど経った中古のチェロアンプに変更、一週間ほどは自分にとっては最高レベルの至福の音でしたが、残念至極なことに経年変化による不良の為あえなく返品することとなりました。



このときの痛い経験からその後、安定性を求めアキュフェーズA-65を取り入れました。

オーディオ誌等の試聴ではリファレンス的に使われているパワーアンプでして、さすがに良く出来た製品で中高域の解像度や低域の量感といった標準的レベル以上の音、そして機器の安定度や信頼性・操作性も良く安心して使用してますが、4Ωのエリプサを鳴らすには力不足と感じているこの頃です。



コントロールアンプではDCアンプマニアさん作の金田式DCプリのバージョンアップや最高とも言えるバッテリー駆動のプリ等で解像度良く粒立ちのよい表現を得ていまして満足しているものの、やはりパワーアンプの駆動力不足は致命的でコントロール・アンプでは如何ともしようが無いですね。せっかくよいコントロール・アンプなのにウーファーが止まらないので余計な帯域を増幅したり打ち消したりと、これは部屋でもルームチューンでもどうしようもないレベルで、なぜなら同じ部屋と機器位置の条件で50Wマークレビンソン使用時のときのほうがまだ良かったなぁと、だからと言ってA-65が悪いと言うことではなく、これは好みや機器との相性の問題ですが・・・まぁ低音重視の私としては選択ミスでしたね。

今使用のケーブルの長さが片チャネル9mですからアンプをSPの側へ持ってきて太く短いケーブルに変更する手もありますが、そうなるとせっかくせっかくスッキリしたSP間の反射の問題や電源ケーブルの取り回しで床下に潜り作業と言うのも真っ平ですし、ウーファーを駆動するという根本的な解決とはならないでしょう。



上記で部屋でも・・・と書いたどうしようもない床ですが、昨年大変な労力を使って補修した床下もスチール束が緩んできたのか床の振動も気になる。



今だから分かることですが、設計と施工上の土台と大引きの接合部に重大な致命的構造欠陥があります。

一般住宅であれば全く問題にもならないものですが、一応それらとは違い並外れた強度と密閉が中途半端にあるだけに壁天井がのる土台と床を支える柱(大引き)の接合部の問題は重大。少しのミスが部屋全体の共振につながります。この問題は村田氏にも電話でお伝えしたのですが、忙しそうでしたのでおそらく伝わっていないでしょうが、これからテストで作るデモルームで問題解決できるでしょう。

どのような内容かは図面と模型を使ってかもしくは現場でお伝えするしかない無いですが、布基礎に載っている柱(大引き)は910mm間隔(理想は455mm)で基礎にのっているので良いのですが、周りの土台と柱(大引き)との接続の仕方です。ビスやボルトでは音が伝わるのと必ず緩んできますので、音が伝わらず緩まない方法なのです。一般住宅とRC構造の方には関係ない話でした。(悪しからず)



来年もこんなことであいも変わらず好みの低音を手に入れるため格闘する年になるでしょう。

皆様の更なる充実したオーディオライフを願って、それでは良いお年をお迎え下さい。

2010年11月26日金曜日

DCアンプマニアさん作ボリュームコントロール機器(プリアンプ)とDACの聴き比べ

今月の12日から聴き比べしていたものの左右の出力バランスが同じにならなく、機器の不調ではないかとDCアンプマニアさんに送り返して見ていただいたところでしたが、いろいろ調べた結果インターコネクトケーブルのコネクター部分の接触不良ということが判明いたしました。(まったくどんくさ!お恥ずかしい!)それも某有名メーカーのA○○のメーター十何万円もするケーブルでして・・・まったく何でしょうね(ふんとにプンプン!)DCアンプマニアさんにケーブルまで作って頂いた始末で、本当にすみません。作って頂いたのは400~500円のコネクターにモガミのメーター240円のケーブルです。2本セットで十何万円対約2600円なんですが後者でやっとまともに音が出ました。



そんなこんなで長らくかかりましたが、やっとDCアンプマニアさん作の金田式パッシブアッテネーター・DCDAC・DCプリアンプ・そしてバッテリー式プリアンプの試聴報告です。



まずは

●DCDAC。

アナログのDACだそうでしてゲインが高い。きつい音がお好みの方であればアッテネータとか音のぬるいプリに組み合わせて使うと良さげかも。当方の響きの多い環境にはちょっと強すぎて合わない感じ。






●アッテネーター。

村田氏より頂いたシンプルなタッパーアッテネーターは200~300円程度のボーリュームコントロールが左右1個ずつなので音量を合わせるのが微妙。

DCアンプマニアさんのボリュームは5万円が1個。なので当然音量調整が楽です。

商用電源は使っていないのでどちらもSNはもちろん最高レベル。

音質的にはシンプルさで村田氏作。

使いやすさ安定度でDCアンプマニアさん作。

パワーアンプにもう少し粘り強さがあれば、プリ無しでアッテネータもありと思う。

クラシックやシンプルなヴォーカルにはいいですね。



●DCプリアンプ。

前回ゲインが高くボリュームに抵抗を増やしてゲインを下げていただき、おまけにアースの極性とインレットをアースつき3Pに変えて頂いたものです。

確かに前回よりSNは良くなり滑らかな音になりましたが、おとなしくなりすぎたかな。

ゲインの上げ下げも微妙なものですね。

以前のレースカー的危ういギリギリ感が抑えられ、とにかく扱いやすく安心して聴ける感じになりました。



●バッテリー式DCプリアンプ。

これは普通のプリとは違います! 
なにが違うというのはAC電源を使っていない!!

依って、SN感はアッテネーターには及ばないものの、当然ながら最高レベルでしょう。

ゲインが高いにも関わらずザラツキも感じないのはそのせいでしょう。

何よりも驚くのは、量感あるのにタイトな低域です。

プリだけでこんなに低域が変わるのは何でしょう?

しかも量感あるのに引きしまった低域とは?

パワーアンプでしたら分かるのですがプリですからね??不思議です。

高域も堅い位いですし、中域もヴォーカルが前に出てくる明快で積極的な音。

とにかく次元が違うプリアンプです!!!



お陰さまで反射を和らげる方向にルームチューニングやり直しになりましたことをお伝えして簡単ですが報告まで。

2010年11月4日木曜日

伊豆オーディオ愛好家の集い2010 頂き物

二歳4カ月の孫が嬉しげに持っているものは?

帰りがけ村田氏奥奥様より頂き物の・・・

まつたけ!!!
しかも大きな2本!!!

香りの抜けた韓国産はたま~に食することあれどこれは、地元信州の山で採れた純国産!ほんもの!!!
うれしいなぁと孫も家族全員大喜びです。

1本は割いてあぶり焼き塩と酢橘で、
もう1本は炊き込みご飯にして・・・・いや~歯ごたえ良く香り豊かで、とってもおいしかったです。

村田さん、奥さま、ごちそうさまでした。

それにしても、村田氏はこの時期(今年は特に豊作)冷蔵庫がマツタケくさくて困るというくらい飽きるほど食されているそう・・・うらやましいですね。

2010年10月30日土曜日

伊豆オーディオ愛好家の集い2010 kenbe邸

昨年初めて聴かせていただき今回は3回目の訪問になる自作スピーカー界のカリスマkenbeさんです。


ブログも盛んに更新されており注目度も高いですし、何よりも作るのがビックリするほどとんでもなく早い!お部屋の壁などもご自身で工作し調音するなど、まるで大工さんか建具士? というくらい玄人はだしの器用な方です。柔道家でごっつい体格なので一見怖そうですが、話してみると意外と言っては失礼ながら繊細な感じで楽しい方です。



以前は低域がボンついていたようですが、昨年初めて伺った時には試行錯誤され作られた前面とサイドの自作壁による吸音と反射が決まりボンつきは無く、密度の濃い中域と相まって上から下までバランス良く、メリハリのある楽しい音を奏でていました。 その後38cm4発に挑戦・・・さすがkenbさんでもバランスを崩してしまったようで。



今回は以前作られたスピーカーにユニットをプラス、38cmは2発という構成で聴かせていただきましたが、チャレンジャーkenbe氏なにやらネットワーク調整の蟻地獄にハマっているご様子。



オーディオって本当に深く難しいですね。(だから面白い!)



何をしても音が変わる・・・極端な話アンプの色を変えても音が変わるというくらい微妙な趣味ですから機器の位置や配置でも部屋に置くたった1本の細い棒っこでも、もちろんインシュレーター・ケーブル等の機器以外のアクセサリーで簡単に音が変わる。

でも変わることがいいのか悪いのかは別のこと・・・これはもちろん自分自身に対してのことですが、目指す音が明かに把握できていないと、知らず知らずエスカレートしてとんでもない音になりかねません。



それ以上に難しい音の出口のスピーカーを作るなど私にとっては尊敬に値する行為で、しかも最も肝とも思われるネットワーク調整などという世界はハイレベル雲上の世界です。今回はそんな難しい調整中に折悪しく当たってしまいましたが、この後不都合を発見手直しして見事にkenbeサウンドが戻った御様子です。聴けなくて残念でしたが、戻って良かった!



この後今回の伊豆訪問最後となるハイエンド機器のゴールドムンドアンプ使いという超贅沢なホームシアターで楽しまれているY氏邸へお邪魔して帰路につきました。

追:10/31kenbe氏よりコメント頂きましたので、貼り付けます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おはようございます。


ご紹介、ありがとうございます。



試聴していただいたメインスピーカーですが、締め切り期日ギリギリで何とか?音が纏まりFostexの自作スピーカーコンテストに応募。

1次、2次審査もやっと合格して、23日にオーディオ&ホームシアター展Tokyo会場で披露される運びとなりました。

otoさんはじめ皆様の暖かいご指導、ご指摘にパワーを頂いた賜物だと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

2010年10月29日金曜日

伊豆オーディオ愛好家の集い2010 DCアンプマニア邸

ラジオ作りを小学5年生から始めたのがきっかけでアンプ作り40年、自称DCアンプマニアというのは思うに金田式DCアンプを専門にとのことでしょうか?


なんとなくマイペースで温厚、絶妙なタイミングで出てくる語りなどウィットにとんで、ほのぼのとした楽しい方です。



今回は、これまでにフォノイコ付プリアンプ2種・パワーワンプ1種をお借し頂いていたうちの1種のプリアンプの電源インレットとボリュームのゲイン・アース極性等を調整してバージョンアップしていただきまして、それを受け取りに行くという予定です。



それと本心は、電力会社の電気を使わない、バッテリー式のアンプが興味深々でして。



まずは、バレンシア・JBLをバッテリーパワーアンプで軽く流し、メインのオンケンシステムへ。 ここはやはりオンケンが圧倒的に良し。

バージョンアップしたアンプを繋ぎ聴いてみる・・・さらに良し。

バッテリープリを繋ぎ直し聴いてみる・・・圧倒的!!次元が違います。



何が?は、ただ今聴きこみ中。



帰りがけ、おまけに5万円のボリュームを使ったパッシブアッテネーターとDC・DACもお借りしまして、手持ちの村田式シンプルなタッパー・アッテネーターも入れると8種類の接続。ケーブルも変えると16~32種と膨大な回数になりますので、チョイ聴きの一聴感想は簡単でしょうがじっくりと聴かせていただいた感想をかなり後ほどアップしたいと思います。



次回は、自作スピーカーのカリスマ。Kenbさん邸です。

追:バッテリープリしばらく帰らないことを悟り、現在DCアンプマニアさん自身仕様のバッファー付バッテリープリを製作中です。(すいません(@_@;))

2010年10月13日水曜日

伊豆オーディオ愛好家の集い2010

一年に一回の伊豆近辺のオーディオ愛好家の集まりに参加させていただきました。
 1回目は東京で落ち合い村田氏の車に同乗・2回目は三島より伊豆の方々の車に同乗しての行脚で皆様に移動のお世話になるのも心苦しいことで、3回目の今回は自家用車での移動と相成りました。
小樽よりフェリーで新潟へ・新潟から車で村田氏の住む長野へ、ここから運転はルームチューンで日本全国行脚されている村田氏に代わって頂き伊豆へという行程です。フェリーのダイヤと移動時間を差し引くと全行程4泊5日と長いようですがメインの伊豆滞在は9日の一泊だけとと短いのでした。(これだけでも伊豆は遠い!)

メインは9日のオーディオ仲間との一泊飲み会ですが、DCアンマニアさんに依頼したアンプのバージョンアップ版を引き取りついでに、バッテリー駆動のプリアンプ・パッシブアッテネーター・DAC等を貸出願う魂胆です。全てDCアンプマニアさん自作の金田式アンプで、じっくりと視聴してアップしたいと考えていますのでお楽しみに。

そして残念ながらお会い出来る全てのマニアのオーディオを試聴願いたいところなのですが、時間の制約から今回は、EVAさん、DCアンプマニアさんそしてKenbeさんと御三方だけの訪問予定となりました。
アンプ視聴の感想は別枠ですが、時系列でアップ致します。

続く・・・・

2010年9月11日土曜日

A-65にアッテネーターその後

プレーヤーから音量調節機能だけを介してパワーアンプに繋いだプリアンプ無しのその後です。

遅ればせながらこのくらい時間をかけなくては分からないくらい駄耳なので3週間経過の試聴感想になりました。



●SN

以前より良いとはいえ、ボリューム12時位置以降では良く聴くとツィーターからノイズはあり。

テスト的に3時位置のほとんどフルボリューム(出力150~170Wくらい)では、上流のプレーヤーのノイズなのか?結構なノイズ。

録音自体にノイズが入っているものは、当然にそのままスルー。



      ※ 理論的にはノイズは限りなくゼロになるようですが、供給されている電気はノイズだらけ、ノイズだけについてみると電源的には電池式がベストかも知れません。

●音質

 何も足さない何も引かないと言ったリファレンス的傾向のアキュフェーズ・パワーアンプそのものの音。(八方美人的?)

 ある特定のソフトはいいのだが、全般的には弾まない楽しくない印象の音。



※ 好みの問題ですが、やはり皆様言われていたアキュの音は物理や電気特性は良いのでしょうが、面白くないということです。



企業秘密でしょうが、メーカーはトランスやコンデンサーその他の部品等で力感を損なわないようノイズを吸収し、あえて可聴帯域外にピークやディップ・歪みを追いやり艶や力感を感じさせる音作りをしているのでしょうね。自分の好みとしては、現在使用のアキュのアンプには、他メーカープリアンプでのカラーレーションはある程度必要悪かなと感じてます。

あまりにスッキリ整いすぎた美しいものは、3日で飽きる的な音か? 

少し崩れたほうが、愛嬌があって飽きないのは周知のことでした(笑)。



音楽は楽しくなくっちゃ! ということで楽しく弾むプリアンプはやはり必要かとこの頃。

2010年8月18日水曜日

アキュフェーズA-65 インプレ2

最近写真がないなぁ~と言われる方の要望にこたえまして、・・・というのも、現在自宅立て直しで実家に間借り中の環境なのでパソコンや電話回線等の通信環境が自由というわけではなく、寿命が来て遅い仕事場のパソコンで頑張って写真をアップさせていただきます。 私は知りませんが、昔のアキュフェーズを知る方々にはなぜか評判悪いんですよね。  自分としては一言でいえば、静かで柔らかく明瞭で量感とキレもある音と言った感じなんですがねぇ~??? 不思議ですね。 そこで雑誌等見れば判ることなんですが写真とスペックなどを少々書いてみたいと思います。 純A級アンプで定格連続出力8Ωで60Wch・4Ωで120Wch2台あればブリッジ接続8Ω240W・4Ω480Wとリニアに出力はアップ出来るということは、電源回路がしっかり作られているのかなという印象。またクリッピングレベルは8Ωで100Wとのことで実際的には8Ω100W・4Ω200W出力のアンプか?。      ゲインスイッチがついていましてMAXで28dBから-3・-6・-12とゲインを下げられます。  
MAX時S/N115dBですが-12dB時121dBとノイズ補正的な使い方ができますが、-12での使用は若干平面的になる感じがします。    メーターはデジタルとバーグラフ表示に切り替えることができます。デジタルメーターは単位を10W・100W・1000W単位に切り替えられ見やすく私的には面白くて判りやすいと思います。またピークレベルを1秒間と∞にホールドタイムを切り替えることもできます。             スピーカー端子は見たこともないくらい大型で太い線などでも楽々接続できるのは安心感があってよろしく、バナナ・Yラグも挿入できます。   3番目の写真が純A級ということで熱放熱フィンです。 昔のものほど熱くはならないと言っていましたが、素手では10秒間触るのがやっとくらい熱くなります。
初日はアンプの音を聴くためサブウーファーはOFFにしていましたが、2日目ONにしてみたところもうとろけそうになるくらい、良いんです!!!なんでなんでしょうね?

2010年8月16日月曜日

アキュフェーズA-65 インプレ1

 昼過ぎ大阪屋さんより3人で箱入りで約50kgのアンプを搬入。 物置の周りは基礎工事真っ盛りで足場が悪く、途中バランスを崩して落ちるも、そこはプロです。 製品は自分より大切と身をていして無事に搬入されました。(お疲れ様でした!)

とりあえず4時間ほど聴いたインプレその1です。
アキュは線が細いとか面白くないとか言われてます。昔はそうだったのか知れませんが、このアンプは低域は量感もありしかもキレがいい、中高域も自然でピアノや弦の音も瑞々しく・ヴォーカルの艶も素晴らしく、嫌な音が感じられないくらい聴きやすい音です。燃え尽きる前のチェロと比べるとチョット可哀そうですが、そんな悪評どうしてなのかと不思議なくらいのものですね。

とりあえずボーカルものから聴きだし、ジャズ・ポップス・クラシックと一通りざっと聴きました。
どんなジャンルもオッケーです。特にクラシックは、こんなに良かったかなぁ~ というくらい惚れ惚れと聴けたのはビックリしました。 静かで芯のある弱音部から強奏への立ち上がりなど見事な程で、やっとクラシックも聴けるようになったかなという第一感をお伝えします。

明日はtakeotさんが来られるのでどんな感想が出るのか楽しみです。

2010年8月15日日曜日

メインアンプ導入

音は気に入っていたのですがマークレビンソン№27Lのレモピンのぐらつきによる接触不良から始まり前回の購入直後の中古チェロアンプの不良で返品してから、DCアンプマニアさんの好意で借りているDCパワーアンプを使わさせていただいております。


 音に不都合はないのですが、そこはやはり製品版とは違い扱いにデリーケートで安定性に欠けるのは致し方のないところ・・・。そこで、アキュフェーズのA-65というパワーアンプの導入になりました。 線が細いとか面白くないと言われるアキュフェーズを選んだ理由は、1に故障した際の部品供給体制・2に製品としての安定性・3に人気があるので値崩れが少ないとの理由。

え?っと思われますか。 そうです音ではあまり選んでいないのです。音の好みで選ぶと最低でも数百万以上になりますし、エレクトロニクスの中古は懲りてますもので今回は安定性重視で決めました。あきたら買い替えるかもしれないですし、下取り価格もあまり落ちないかなと、思ったもので・・・はは!不純ですね(笑)。



 当然同じ価格帯のアンプ数種と聴き比べもしましたが、思ったほど線が細いとか面白くないという音ではなかったですね。かえって色つけの無い静かで自然な感じをうけました。

数か月聴いてみないと本当の実力は解らないでしょうし、自宅試聴もしないであっさりと決めたので、大阪屋さんもビックリでした。納品は明日16日午後からとなります。



音のインプレはしばらく聴いてからブログにて公開いたします。

電源環境も良くなったことも含めて当物置ではショップの視聴室で聴いた印象とは、大きく変わりますのでお楽しみに・・・。(ショップの方は前回のエリプサ導入の際も驚いていました。)

2010年8月14日土曜日

ベストなオーディオ用電源対策とは?2

先日の打ち合わせの結果は、母屋は別契約と相成りました。
オーディオルーム(届けは物置)は1需要1契約と見なされ、ここから電気を引っ張られることはなくなり現状の天国状態は維持され一安心です(笑)。

贅沢な目論見のその他電源の対策については、正攻法ではオーディオ用からの分岐は致し方の無いところですが、トランスを使用して遮断する手があります。
ごっついマニアの方で1ブレーカー・1トランス・1機器の接続というのを見たことがありますが、その時は意味が判りませんでしたが、ノイズを遮断していたのですね。

ただこれだと経費がかかりすぎで私には現実的ではありませんので、使っても1か所になるでしょう。 業者さんに問い合わせてみたとこ5kトランスで工賃込10万円程とのことで、この程度が限界かと。 200vでとりこみ110v程度にステップダウンすることで、バランスで取り込む事によりノイズの影響は1つ排除、次にトランス間の1次コイルと2次コイル間でもノイズを排除することが出来るみたいですね。 取り付ける箇所はオーディオ側と照明その他の契約ブレーカ下になりますが、どちら側につけるか思案中。
その他電気の照明・エアコンで最大3k使用と、オーディオのアンプ・サブウーファーその他で最大3kの電力使用なので、5kトランス(10kは欲しい)をオーディオ用には力不足とすると、その他用のラインに入れるのが良いかと思っています。

2010年8月12日木曜日

ベストなオーディオ用電源対策とは?

単純な内容なのですが今回は写真も図も無いのでオーディオ用電源対策を実際に経験された方以外は理解が難しいかと思います。




あったり前のことで恐縮ですが、オーディオ機器は電気の力によって音を奏でている。これがなければ高いだけで飾りにもならない唯の邪魔な鉄と木の箱とケーブルの数々。



 電気の質が良くなればもっと良い音になるはずと、単純な素人考えで業者さんに頼みこみ電圧降下を減らすべく柱トランスから太い線での引き込み線やブレーカー・アースと来ましたが、果たして質の良い電気って何だろう? と、切実に感じるこの頃。



 というのも切っ掛けは母屋の立て直しで、電源環境が変わったこと。

変わったのは解体の為、母屋契約ブレーカーから分岐して引っ張っていたオーディオ用電源がなくなり、12月の母屋完成まで待たなければオーディオルームは唯の邪魔な鉄と木の箱とケーブル数々の部屋となります。私にとってそれはとても苦痛なことでありますので、オーディオルーム専用?に北海道電力様と契約し柱トランスから直に電源を引き現在に至っているのです。

と、ちょっと根暗な感じがするでしょうが、これがまたとにかくビックリするくらい格段に良くなってしまって(天国)・・・おそらくこれは母屋からの分岐がなくなったことで・・・冷蔵庫やテレビ・蛍光灯その他の生活用電気ノイズがカットされたことによる1次側電源の質の向上なのかなぁと思います。これで満足していればよいのですが・・・そこは貪欲というわけでもないのですが、もっと良くしたいのは人情というものではないでしょうか。ねっ???

さらに、オーディオ用分電盤(配電盤と言われる方も)から分岐しているオーディオルーム内エアコンや照明その他の電源を切り離したくなりまして・・・母屋完成時にこの部分を引き直したい、つまり母屋の契約ブレーカーから分岐して、完璧にオーディオのみの専用電源にとの目論見でした。(出来たら最高!極楽浄土か!!そのままあの世生きか!!!)



 しかし、電気事業法や電力会社規約等から1需要1契約という取り決めがありまして・・・一般住民の生活の為の重要なインフラですから、もし保守や点検に何か不都合があって地域が停電にでもなれば大変でしょうし、ましてやまかり間違ってもあなただけ今回だけは特別になどは不公平になるのでありえないことでしょう。ということで今のところ私の目論見は難しい模様です。

この件で明日、母屋の工事を請け負っているハウスメーカー・電気工事業者との打ち合わせがあって各々電力会社への問い合わせの経過をすり合わせる予定です。危惧しているのは1需要1契約ということで、現在のオーディオルーム引き込みメーター下ブレーカーから母屋へ配線されると最悪!!!天国から地獄へ落されるようなものになります。



 対応策は次回へ・・・・。



おまけ・・・0.9Ω以下確定のアースは直結インレット、コンセント共に確実にアースされておりました(笑)。

2010年8月4日水曜日

アース0.9Ω以下確定。

先日のアース抵抗、強電関係の業者さんと別の測定機で測り直しの結果は、0.8Ωチョットでした。
アース値は若干変動があるもので、最大限それをみても0.9Ω以下で確定ということになりました。
嬉しい誤算というか、間違って切ってしまったアースでしたが、雨降って地固まるの諺みたいなことになりました。ハハ! 2年前1.4Ωでも苦労して出したものでしたが、たまたま打ち込んだ地層が締まって接地抵抗が良くなったようです。

音が落ちたと感じていたのは時を同じく工事用の電源の準備が遅れ、やむなく工事用機器の電源をとるためにオーディオ専用分電盤から分岐しているその他分電盤から電気をとっていたのですが、アースよりもこちらのほうでした。これを昨日外したところ元に戻りました。 
これを機にオーディオ専用分電盤から分岐しているその他用分電盤は母屋から引きなおし、11月頃からオーディルーム専用から家電ノイズや電圧降下を極力無くしたオーディオ専用分電盤にしたいと考えていますが、北海道電力が許可してくれるかは不明。 メンテナンス・保守を理由に一需要1契約とのことなので、どうなるでしょうね。 60スケアの引き込み線だけでも、相当嫌がられた経緯がありますから・・・出来たら最高の電源環境となりますが、個人の趣味程度レベルでの理由では、おそらく駄目でしょうね。 照明その他用電源の分電盤をはずし、空気換気の無い真っ暗で夏は暑く、冬は寒い部屋で聴くのはつらいかな。(無理無理!!狂ったと思われそう)

2010年8月3日火曜日

アース0.8Ω

母屋の解体にあたってオーディオルームの電源環境も否応なしに変更に迫られ、柱トランスからの直結は素晴らしい結果を出しています。経験してみないと判らないことですが、やはりメインブレーカらの分岐は家庭内の冷蔵庫や蛍光灯等のノイズがかなりの影響があったのが電力会社トランスからの直結で判ります。 線種やブレーカのねじなどの枝葉末葉は限がありませんが究極の電源環境はマイ柱上トランスからの契約ブレーカーからの1機器直結でしょうね。 でもそうなるとCDプレーや・プリ・メインアンプの構成でも最低3つの契約トランスからということになりますから現実には不可能な話です。 

タイトルのアースに移ります。
基礎工事の際、何度も重々注意するよう伝え自身でも立ち会っていたのですが、仕事で少し目を離した隙に1.4オームのアース棒と線を切られてしましました。 徹底して伝えていたのに、この有様にはさすがに私も切れました!!  2年前に施工した業者さんは一般の電気工事業者ではないため、頼んでもすぐには来てくれないので、建物の電気業者に作業してもらうことになりましたが、これがまた、アースのことなどチンプンカンプン。しかも軽く考えているのか切れたアースの近くに直列に2本打っただけで・・・・しかも測定は小数点以下も出ないおもちゃみたいなデジタル計、まったく!!!
とりあえず10本買ってきて並列に5ヵ所打ちこみ、小数点以下が測れるアナログ計で測定して下さい。 と指示。 
測る場所を2か所変えての結果が上の写真です。 何と0.8オーム!!! 本当?。
明日以降別の電気工事技師に依頼して、もう一度測りなおしてみます。

2010年7月29日木曜日

オーディオルーム専用電源

母屋の解体に伴って

柱トランスから60スケアで10m→
メーター・契約ブレーカー50Aで母屋と分岐して60スケア10m→
オーディオルーム分電盤(照明・換気・エアコン・その他コンセントはメインブレーカーから分岐して子分電盤)という形から

柱トランスから60スケア20m→
メーター・契約ブレーカー40A→
オーディオルーム分電盤は同じ
と変更になりました。

要するに、簡易的とはいえ完全にオーディオルーム専用電源ということです。(基本料金が増えましたね)
経験から2週間ほどはエージングにかかるでしょうが、接続当初の音を聴いた素人の家内でも、音の芯が見える様との評論家はだしの感想がありました。(笑)
日々良くなって4日経過での私の感想は、にじみが無くなり見通しが良くなりました。
判り易く言えばアンプをハイエンドにアップグレードしたような感じと、言っては言い過ぎでしょうか(^^;)

2010年7月4日日曜日

オーディオフェア クテマ

昨日当地札幌のキャビン大阪屋さんが毎年開催しているオーディオフェアに行ってまいりました。 目玉は日本では本邦初公開、解説の三浦孝仁評論家も少ししか聴いていないと言うほどのイタリアから到着ほやほや5日目のスピーカーです。
ソナスファベールを立ち上げたフランコ・ゼルブリン氏が2006年にソナスを退いてから4年、新たに立ち上げた工房スタジオ・フランコ・ゼルブリンから第一号となるクテマという変わった名前のスピーカーなのです。ユニットはスキャンスピークスの4ウエィ・5スピーカーで前面からみると上部に20cmミッドレンジが2個・28mmシルクドームツイーター1個シンプルな見かけ、後部に20cmメタルコーンのウファーが2個入っていますが外見からはスリットが入っているだけで見えません。   高さも111cmと小ぶりな印象ですから、傍目からはとても400万円オーバーには見えないのですが、さすがに近くで見ると仕上げは高級感がありますね。
駆動アンプは超弩級のソウリューション。昨年もストラリバリやDD66000等で聴いていますのでアンプの音は差し引いてスピーカーだけの音を聴いても、いや~これは驚きももの木サンショウの木ってくらい引き込まれました。感じはソナスに似ているものの楽器や声の実態感が恐ろしく本物っぽく生っぽい。特に低域がコンサートホールのようにフワっと軽い。スピーカーという感じがしないです。私の好みとしてはこれまで聴いてきたシステムの中では最高トップランクで、痺れました。 と言っても手に入れることは叶わない夢なので、こんな音に近づけたらなぁと独り言。     
                               

現在のアンプ

現在唯一使用のアンプです。 DCアンプマニアさんが昨年送って頂いた金田式DCプリアンプと今年の初めご持参してくださったこれも金田式パワーアンプ。 ある人がF1マシンみたいにギリギリのドリフト走行をしているような音と感想を述べていましたが、まさにそんな感じ! 繊細で分解能が高くデリケートです。 何が?デリケートかと申しますと温度に敏感。 寒くても暑くてもご機嫌が悪くなりパワーアンプのリレーが切れること。20度くらいがベスト室温なのですが、寒いときは事前にプリの電源を30分前に入れてからパワーに火入れ、暑いときは5分くらいですが使用中にリレーが切れることがあります。コンデンサも使っていないくらい無駄な回路を省いたストレートでピュアな作りなので音は気に入っています。 贅沢な要望を述べさて頂きますが、もう少しSNを下げるためにゲインを限りなくゼロに近づけたらどうかなぁ というのとパワーアンプはもう少し駆動力があればもうこれはハイエンドアンプの世界ですね。         以上のことをDCアンプマニアさんに伝えたところ、「それではお言葉に甘えさせて作らせてもらいます。」との楽しみなお言葉。   いつになるかな~首と気を長くして待っています。

2010年6月30日水曜日

アンプの件完了。

 昨日、オーディオ・ギャラリー・リファレンスさんから月内に清算したいと自宅まで持参いただきキッチリと完了致しました。

導入まで自宅試聴4日経て6月1日に購入を決め1週間程はそれはそれは素晴らしい音でした。壊れる寸前のひずみが、得も言われぬ艶を出していたのでしょうと村田氏は仰いましたが、燃え尽きる間際の音を聞かれたtakeotさんとドクターそれとその他2名の計4名のラッキーな方を含めDCアンプマニアさん等アドバイスとご心配いただきありがとうございました。

今回のことで中古品を求める難しさ・・・1週間以内に完全に音が出なくなるとか、アンプから火が出てSPを飛ばした等の誰が見ても判る客観的な症状ではなく、その前段階の音楽が微妙に伝わってこなくなった等の自分だけが判る主観的レベルでしたので、私の伝え方も足りなかったのかショップのライブ過ぎる環境も相まって気のせいでしょう?くらいの感じ方持ったのでしょうね。 幸いにもというか不幸にも時間はかかりましたが結果プリはコンデンサ配線の断線・パワーはリレー関係の不都合が判明した訳ですが、そのまま気がつかないで使っていたらと思うと怖いものがあります。

現在の法律では中古オーディオは1週間以内に異常を販売店に伝え初期不良が認められた場合のみ修理に応じるといったニュアンスが多く、返金は請求できません。今回の件がそのような対応であれば、残された回復手段は損害賠償ということで法的訴訟になりますが、100%損害を回復することはまず無理でしょうし、逆に時間と経費それと精神的苦痛を伴うことになります。
そんなことにならず、いきさつはありましたがオーディオショップ・オーディオ・ギャラリー・リファレンスの店長さんの良心的対応に安心いたしました。

次候補は?と聞かれますが、当分はDCアンプマニアさんから頂いた金田式DCアンプです。

2010年6月28日月曜日

アンプの件その後2

先週金曜に返品することを伝え音沙汰が無いので3日経ちました本日こちらから、連絡入れましたところ、返品と返金に応じるとのことでした。
清算は7月1日に先方からこちらへお越しいただいてとなります。
完了しましたら、良心的なオーディオ・ギャラリー・リファレンスさんとなります。

ちなみにプリはコンデンサ交換済でパワーアンプは電源リレー関係に異常があったそうで、現在も修理中だそうです。

2010年6月27日日曜日

アンプの件その後・・・

25日(金)午前10時、ショップ担当者へこれまでの修理への対応と結果からこのようなアンプではスピーカーまで壊される危惧をいだいた経緯と感想を伝え、返品と清算を願ったのですが本日27日午前までなしのつぶて。


こちらも色々調べたのですが、オーディオの中古品は本当に厄介。中古オーディオでも以前は3~6カ月は補償期間と思っていたのですが、世知辛いご時世を反映しているのか最近はどこも1週間と短いところが多いようです。それも修理に関してだけで、こんな現況で中古オーディオやビンテージ品等を求められる方はお金を捨てる覚悟で決断しなければなりません。



参考までに以下はネット検索の貼り付けです。

返品し返金していただく。

まずこれが間違い。法律的には原則としてできません。

できるのは「まともな商品に替えさせること」です。これは通販の場合も同じです。



売買契約が有効である限り代金の返金をさせるには契約を解除する必要があります。解除しない限りは返金はさせられません。そこで解除できるかどうかが問題になりますが、

解除ができるのは、

(1)法律上の解除の要件を満たす(法定解除権)

(2)契約に解除権が留保してある(約定解除権)

(3)合意により解除する(解除契約)

の3つ。

いずれかに該当しない限りは、「あくまでもまともな商品の引渡しを要求できるだけ」です。なお、代金の返金と損害賠償は別ものですから、解除しなくても債務不履行に基づく損害賠償請求は別途可能な場合があります。解除した場合でももちろん可能な場合があります。

つまり、返金の問題とは別に債務不履行責任が生じていれば送料等がそれに基づく損害であるのであれば一般論としては賠償請求はできます(正確には損害賠償の範囲に入るかどうかの問題は検討の必要がありますが、一般論としては入ると考えてよいです)。



瑕疵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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瑕疵(かし)とは、ある物に対し一般的に備わっていて当然の機能が備わっていないこと。あるべき品質や性能が欠如していること。欠陥(厳密には、瑕疵⊃欠陥の関係である。瑕疵は不完全・ミス・誤謬・不足・不十分を指す、欠陥は安全に係る瑕疵を指す)。

• 民法は、以下で条数のみ記載する。

目次

[非表示]

• 1 瑕疵担保責任

o 1.1 瑕疵担保責任の法的性質

o 1.2 商人間の瑕疵担保責任の特則

• 2 行政行為の瑕疵

• 3 関連項目


瑕疵担保責任 [編集]

売買契約において、買主が売主から目的物の引渡しを受けたものの、目的物に隠れた瑕疵があったことが判明した場合、買主がこれを知らず、かつ、そのために契約の目的を達することができないときは、買主は、契約の解除をすることができる。この条件を満たさないときは、損害賠償請求のみをすることができる(570条、566条)。これを売主の瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)という。

ここにいう隠れた瑕疵とは、買主が通常の注意を払っても知り得ない瑕疵を指す。売主が知らせない場合で、普通に注意を払っておいても気付かないようなものがこれに当たるが、売主自身も知らなかったものも含む。例えば、住宅であれば表面に現れていないシロアリ被害や雨漏りなどはこれに該当する。隠れた瑕疵に当たるためには、(1)一般人が通常の注意を払っても知り得ない瑕疵であることと、(2)買主が善意・無過失であることが必要である。

瑕疵担保責任に基づく契約の解除又は損害賠償請求は、買主が事実を知った時から1年以内にしなければならない(570条、566条3項)。

瑕疵担保責任の規定は、売買契約以外の有償契約についても準用される(559条)。

請負人の瑕疵担保責任(634条)

なお、宅地又は建物に関しては、宅地建物取引業法40条により、売主が業者の場合、目的物の引渡しの日から2年以上となる特約をする場合以外の買主に不利となる特約は、無効となる。

瑕疵担保責任の法的性質 [編集]

瑕疵担保責任の法的性質については、契約責任(債務不履行責任)とは別の法定責任とするのが伝統的な考え方であったが、最近は契約責任と解するのが有力説である(ただし、法定責任説をベースとした見解も、支持者を増す傾向にあるといわれている)。判例は法定責任説をベースにしていると解される。

法定責任説

不特定物(種類物)の売買では、売主は瑕疵のない物を引き渡す債務を負い、もし引き渡した目的物に瑕疵があった場合は債務不履行(不完全履行)となるのに対し、特定物売買の場合、「その物」を引き渡すことで債務は完全に履行され(483条)、特定物に瑕疵があっても債務不履行にはならないとの前提に立つ。そして、これでは買主に不公平なので、法が特に570条で特定物売買については瑕疵担保責任を定めたと考える。

この説によれば、瑕疵担保責任は土地・建物や中古車などの特定物売買についてしか認められず、新車や機械などの種類物売買では債務不履行責任によるべきとされる。

しかし、この説の前提によれば、特定物売買においては「その物」を引き渡せば債務の履行は完了したことになるので、買主は売主に対し瑕疵の修補を請求できず、債務不履行責任の損害賠償を請求することになる。これでは、損害賠償や解除ではなく瑕疵の修補をしてほしいという買主の要求に応えることができないと批判されている。

請求の期間制限は、特定物は1年、不特定物は10年とする。

契約責任説(債務不履行責任説)

特定物と不特定物に違いを認めず、瑕疵担保責任は、債務不履行の特則であると考える。すなわち、種類物売買でも特定物売買でも、瑕疵ある物を引き渡した場合は債務不履行となるが、隠れた瑕疵についてはその特則を設けたものとする。そして、債務不履行責任が引渡し後も長期間にわたって存続するのは売主に酷なので、買主が事実を知ってから1年以内に行使することという除斥期間を設けたものとする。

請求の期間制限は、特定物・不特定物ともに1年となる。

商人間の瑕疵担保責任の特則 [編集]

• 商法526条(買主による目的物の検査及び通知)

1. 商人間の売買において、買主は、その売買の目的物を受領したときは、遅滞なく、その物を検査しなければならない。

2. 前項に規定する場合において、買主は、同項の規定による検査により売買の目的物に瑕疵があること又はその数量に不足があることを発見したときは、直ちに売主に対してその旨の通知を発しなければ、その瑕疵又は数量の不足を理由として契約の解除又は代金減額若しくは損害賠償の請求をすることができない。売買の目的物に直ちに発見することのできない瑕疵がある場合において、買主が六箇月以内にその瑕疵を発見したときも、同様とする。

3. 前項の規定は、売主がその瑕疵又は数量の不足につき悪意であった場合には、適用しない。

行政行為の瑕疵 [編集]

詳細は「行政行為#瑕疵ある行政行為」を参照

行政行為(行政処分)は法律に従って行わなければならない(法律の留保)。しかしその処分が有効に成立するためには、法律上不能でないこと、法令に違反していないこと(法律の優位)が前提である。その上で、権限のある行政機関による執行がなされなければならない。以上の要件のいずれかを欠くときは、その行政処分は違法な処分となり、これを「瑕疵ある行政処分」という。

瑕疵ある行政処分は、その瑕疵が重大明白でない限り、無効とはならない。これは、命令された国民が、違法であるからと考えて、それを無視できるとすれば、混乱を生じ、公益確保が困難になるからである。

さらに、行政庁の行為は公益を目的としているという前提があるために、適法性の推定が働く。よって、国民は違法であると考えながらも、権限のある機関(行政庁や裁判所)がその処分を取り消すまでは、その処分に従わなくてはならない。これを「行政処分の公定力」という。

以上のように、行政行為の瑕疵は、行政行為を無効とする瑕疵と、行政行為の取消原因となる瑕疵とに分かれる。それぞれ、行政訴訟において効力を争う場合の具体的方法が異なる。

行政行為の瑕疵は、違法性、合目的性を回復するため職権で取り消すことが出来、取り消すと遡及して最初から無かったことになる。しかし、裁断手続を経て発せられた行政行為は、不可変更力が発生しているので処分庁は、取り消すことが出来ない。

また、国民に権利利益を与える受益的行政行為や第三者に法的利益を与える複効的行政行為は、相手の既得権益や信頼を上回る特別の公益上の必要性がなければ、職権で取り消すことができない



法定責任説

不特定物(種類物)の売買では、売主は瑕疵のない物を引き渡す債務を負い、もし引き渡した目的物に瑕疵があった場合は債務不履行(不完全履行)となるのに対し、特定物売買の場合、「その物」を引き渡すことで債務は完全に履行され(483条)、特定物に瑕疵があっても債務不履行にはならないとの前提に立つ。そして、これでは買主に不公平なので、法が特に570条で特定物売買については瑕疵担保責任を定めたと考える。

この説によれば、瑕疵担保責任は土地・建物や中古車などの特定物売買についてしか認められず、新車や機械などの種類物売買では債務不履行責任によるべきとされる。

しかし、この説の前提によれば、特定物売買においては「その物」を引き渡せば債務の履行は完了したことになるので、買主は売主に対し瑕疵の修補を請求できず、債務不履行責任の損害賠償を請求することになる。これでは、損害賠償や解除ではなく瑕疵の修補をしてほしいという買主の要求に応えることができないと批判されている。

請求の期間制限は、特定物は1年、不特定物は10年とする。

2010年6月22日火曜日

チェロアンプ帰るも・・・

昨日は期待していた、修理後のチェロアンプですが、音だし30秒程でアウトでした。
出だしからノイジーおまけに左SPから盛大にバシッと異音発生という体たらく。
パワーアンプも変だと伝えていたにも関わらずよく見なかったらしい・・・全くあきれます。

素人はビンテージものに手を出すな。と、言われていたにも関わらずやっちゃった責任もありますが・・・ブツブツ。

すぐにお持ち帰りしたものの・・・頼みますよ~本当に。
オーディオ・ギャラリー・リファレンスさん。

2010年6月21日月曜日

チェロアンプその後の経緯

 前回、導入後1週間ほどで、音楽が伝わってこなくなてしまったと感じ,
買い求めたショップに症状を説明するもアンプの測定結果は異常なしとのことでした。(ふざけるな!と、第壱感)


 商売って大変ですからいきなりお金の掛かる専門のメーカー(このメーカーはもうありませんが)に点検してもらうだけで数十万かかるでしょうから、ほとんど身内の知識ある方に調べてもらった結果でしょうとの推察ですが・・・私としては、音を聴く耳が異常と言われた感じがしたもので・・・「それなら、測定した方共々私の部屋で聞いてみましょう?」と、悪気はない私でもちょっと強く言ってしまったかなぁ~と、チョッと反省。

 そんな経緯があったもので、導入当初聴いていただいたtakeotさんとドクターに立会いまで願うほどのエキサイトぶりでしたが、先方の都合から明日22日の12時に持ってくると言うことで、忙しいお二方のタイミングも合わずそれも無くなりました。

当然自分の感じるまでを伝えるしかないので、明日に備えて腹をすえていたところ。

またショップから連絡が入り、「原因が分かりました。」とのこと。

プリアンプのコンデンサ抜けが判明したとのことで、「やっぱりね!!!何か原因があるはずだよね」パワーアンプは大丈夫か?との問いにも大丈夫ですとのこと。

 一先ず音の劣化原因をショップ側が認めていただけだけ、少し安心しました。

後は、明日の納得できる音を切に願いますよ~~~。

2010年6月16日水曜日

入替えアンプ不調?

先月末入れ替えたばかりのチェロのアンプが不調です。一週間ほどは絶好調だったアンプでしたが一週間ほど前から????????何か変!


音は出ているものの何か伝わってこなくなってしまいました。

どこがと聞かれても言葉で表すのは、評論家でもない私にはなかなか難しいのですが、一言で言うと高域のSNが悪くなって詰まった様な感じとでも言いましょうか、高域が出ていないといくらサブウーファーを使っていても低域の隈取もなくなりますのでレンジが狭くなり、音の陰影とかメリハリ・立体感といった彫りの深さも浅く解像度や鮮度瑞々しさといったものもない全くバランスの悪い面白くない音になってしまいました。

一体これは何なんでしょうかと、諸先輩の方々に意見を伺ったところ元々25年前の古いアンプで今まで使用頻度が少ないところに、気温も上がり始めた気候といきなり毎日5~6時間電源入れて聴いている私の使い方があいまって経年変化による電源関係部品の劣化が出てきたのでは、と言う意見を頂きました。

早速買い求めたショップに連絡し、症状の説明して持ち帰り頂き本日はオシログラフで内部機器のコンデンサ等の測定しているところだそうです。

どんな判定結果が出てくるのでしょか?

測定機器と私の耳・・・・怖いものがありますね(笑)。

2010年6月3日木曜日

機器編:アンプ入替え

前回からしばらく間が空きました(珍しくないですが)。 パワーアンプの接続不良がどうしても気になって、RCAからキャノンの変換ケーブルを催促したみたいになり、お優しいDCアンプマニアさんから早速作ってお送くりいただき、試した見たもののさすがに変換プラグは情報量が欠落がちで・・・使えませんでした。DCアンプマニアさんどうもあいすみません。   その後ドクターY氏からご紹介の珍しくビンテージものに力を入れているオーディオショップがリニューアルオープンしてオーディオギャラリー・リファレンスというお店で改装オープンしたところへちょくちょく行っていたところ、耳を引かれるアンプがありました。 チェロという今は無きメーカーの25年ほど昔のENCOLE 1MΩと言うプリとDUET350と言うパワーアンプです。 チェロはマークレビンソン2度目の会社だそうで、良く知りませんが現在はまた違う会社を立ち上げアンプを作っているそうです。  話を戻して、試しに自宅で一週間ほど試聴を申し出で、takeotさんにも搬送を手伝っていただき二人で聴き始めた所・・・・・出だしから参りました。 プリはDCプリアンプも鮮度・解像度はぴか一ですが、少し上を行っています。パワーは使っているエリプサは4Ωで600W片チャンネルというパワーでして、ジャズが弱いと感じていたエリプサを鳴らしきる力強さ!!! 結局4日間試聴しY氏にも聴いていただき、ここで手放すと二度とめぐり合うことないとの結論に至り、在庫品一層処分してこれも縁と導入することに相成りました。   1に部屋・2に電源・3に機器の私ですが、古いとはいえこのくらいのレベルのアンプは恐ろしく凄いもので、  以前から比べるとチョッとした差なのですが、この差が大きいと感じるのは危ない証かな?

2010年5月7日金曜日

部屋編・オーディオチェックCDから色々の続き最終


上への定位から左SPの定位とかれこれ1カ月が経とうとしていますが、頭上の柱への反射を抑えるためのネル布巻きはリスポジ後ろを残し終了。しかしさすがにこれは、やりすぎ。 高域も吸われすぎで低域も寸詰まり、輝き躍動感なしの面白くない音になってしまいました。

左側端から50cm切り落とす。 左側だけにぎやかになりすぎで切りすぎかと思いましたが、右を調整して30cm出しますと、バランスが取れ始めたのか、左のにぎやかさは無くなります。(現在は左右とも50cm露出) 反射の断層が出るかと思っていましたが大丈夫そうです。(ほとんど厚みがないからかな?)

チェックCDを流すと、まだ左SPの定位が変?。右をこれ以上カットしてもさらに右寄りに引っ張られるのは明白なので、原因は他にあることになります。 チェックしていないのはパワーアンプだけ!
音を最小に絞りSPに耳を近づけて聴くと左の出力が明らかに弱い!!。試しに少し音量を上げパワーアンプの左右入力を抜き差ししてみると、これも左側の出力が弱い。

結果原因は、パワーアンプ入力端子の接触不良です。 マークレビンソンの入力端子はレモピンというもので引っ張りには強いのですが、上下左右にはぐらつきが大きくこれが結局接触不良の原因です。 問題解消策は半田付けでしょうか? 音は気に入っているので、聴く都度接触を確認しながら使用することにします。
ちなみに、接触不良の程度は普通に音楽CDを聴いていて、ほとんど気がつかないレベルですが判ってしまうと気になるものですね。 上方向へと左SPの定位の件は。回り道もありましたがお陰さまでルームチューンレベルが上がり、これで一件落着となりました。

2010年5月4日火曜日

部屋編・オーディオチェックCDから色々の続き3

思いつくことはほとんどやり、だが結果はまだ出ない。そこで聴く位置を変えてみました。いつもは中心ですが、横にずれたSPの前位置で聴くと問題なく真直ぐ上がる?同じ位置の横柱の下でも問題なしと、いうことは遅まきながらやはり頭上中心の柱ですね。 あり合わせのあまり布とミスティックホワイトをリスポジ真上の柱に巻きつけ聴いてみると良さそうな感触。 ネル生地が良さそうと早速布屋さんへ買い出しへ。 一番安いものがミスティックホワイト風で12m求め、しめて6048円。オーディオやっているのに買うものと言えば大工道具の材木やら塗装やさんのニスやら、今度は生地ですから変わってますね(笑)。しかし我物置にもやっと吸音系素材の導入です。縦方向中心の柱の影響が大きい感触で初日は後ろ1本を残し前から3本と3か所ある縦柱のうちフロント部分まで貼れました。見た目は今一ですが音の結果は上々です。 残りは追々とやって行来ますが、そのうち横柱の影響がどのくらいあるかも解明出来るでしょう。


2010年5月3日月曜日

部屋編・オーディオチェックCDから色々の続き2

フロントには何もないほうがいいかな?ということで、ケーブルを探し出し延長してサブウーファーを、移動。

どこに? センターパネルの後ろです。
以前はこの置き方、低域の量感が今一だったのですが、床の補強やその他のチューニングのせいなのか、十分以上に低域の締り・量感・メリハリが出てビックリ。 やってみないと判らないものですね。 まぁ最も何をやっても音は変わりますから、その辺は自分好みです。

これでも左SPとセンターパネルの間の音の定位が中心寄りなんです。参りました。アンプやケーブルも変えたりしても同じ。そんなことは無いと思いますがSPの左右が違うのかな? と、48kgのSPの左右の入れ替えを虚弱な体でフウフウ言いながら慎重に移動しました。

これでも同じ!う~~~ん\(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ? 自分の耳が悪いのか、挙句の果てはこのCD本当?みたいになりそう。

続きます。

2010年5月2日日曜日

部屋編・オーディオチェックCDから色々の続き。

takeotさんから頂いたオーディオチェックCDの11番、高さの定位チェック。まだやっていてもう三週間過ぎました。使えば使うほど全く楽しいというか悩ましいくらいシビアなCDですね。普通に音楽を聴いていれば私の耳では気にならないくらいのことですが、あっさりと判りやすくチェックできる素晴らしいリファレンスCDともいえます。
前回、天井布を半分に減らして少しは良くなったと思っていたのですが、このCD何回も使っているとだんだん慣れてきまして、シュッチッ・シュッチッという音が16回鳴ってその間隔とタイミング・揺れなどが判ってくるんですね。特に左側SPなのですが全ての音の間隔とタイミング・揺れがなく真直ぐに183cmまで上がって行かないのです。最後の2.5回から中心に寄って行くのと、始まりから3・4回目が中心に引っ張られるのです。一つの音の高さが約11.44cmとして下が34~45cm・上が154から183cmに何か影響を与えているものがあるということが判りますが、さて、これが3週間以上考えられることあれこれやっているのですが、解決できていないのです(;一_一)。
上方向は天井と普通の部屋にはない壁補強の為の柱と布。下方向は左右・前後・上下のパネルとサブウーファーが原因と考えますが、反射率の相対的な影響から解明するのは無い頭が爆発しそうなので、コツコツと手探りでやっています。
まず天井布を半分に減らしたのは、声がドライ方向になったので微調整で少し足し、声をウェットに戻し中心方向の引っ張りも少しは和らぐ。これ以上布を増やすと中心に引っ張られ音が狭くなります。spの振り角を含めた位置調整は見た目・メジャーで測るそして正確を期すためにはやはりレザーセッターです。これの使い方も慣れが必要で、木造では床がまず水平ではないので三脚とSPの水平と中心を正確に決めることができれば、mm単位以下の誤差でセッティングすることが可能です。気休めと思われましょうが、確かにうまくいったときは音が奇麗に混ざります。

次に、サブウーファーの置いてある右と左のバランス。どうして右に置いているのか?良くなる場所と思っているのと、ケーブルの長さからです。
左にパネルを置いてみますが前方向だけなので、上方向の反射も考え、便宜的にブロックを置いて高さ方向の反射も考えセッティングしますが、あまり変わりません。
本来は何もないのが一番なのでしょうが、う~ん。
続く・・・・。

2010年4月24日土曜日

パネル設置実験

飽くなき情熱と行動の方に触発され、リスニングポイント後方をパネルで囲ってみたらどうなるか実験です。

まずはこんな感じ。
予想では厳しく聴こえてくるかなと思っていたのですが、そうでもないですね。

まあ悪くは無いけど??? 特に・・・???
強いて言えば、音のカプセルに入ったような・・・サウンドステージは前に出てくるけど・・・う~~ん。
ヘッドホンで聴いてるみたいな印象ですね。




さらに、囲いを小さくしてみる。
上記の傾向が強くなりましたくらい。
判定結果は当方の後がライブな環境では音のスケールと深みが減少傾向の設置でした。

後方がデッドな環境では有効でしょう。それでも囲いこむ必要はなく耳の高さ以上120cm程度の高さで最低1枚あればサウンドステージを前に出す効果はあると思います。

2010年4月16日金曜日

部屋編・オーディオチェックCDから色々

前回の怖いくらいシビアなオーディオチェックCDに触発され色々やりました。
そのひとつの、
音が真直ぐ上がらないで中心に寄っていく・・・良いんだけど何か?今一なんだよねぇ・・・といったこと良くありますけど、原因が判らん!みたいなことの典型事例かと、一人思っているのです。 壁柱の補強のための普通の部屋にはない天井柱が中心に1本横に2本あるのですが、この影響がどれくらいあるのか今まで判らなかったのが、ものの見事に暴露してしまうこのCDは凄い!!そこでまずは反射を和らげるために布を中心付近に重点的に張替。 良くなったがまだもう少しいう感じです。

次に、上ずりがちな音を下に引き寄せる反射の為のスパイスバーの取り付けもこのように変わりました。 さらに良くなりましたが、もうちょっと!。 (スパイスバーの位置に石のタイル貼ったらいいかも。)

そして、フロントサイドのSPパネルの角度調整です。 広がりを出すために広げていたものを直角に調整したところ、反射をサイド奥に引っ張ってくれて、完璧に音が真直ぐになりました。
書くと簡単ですが、ここまで来るのに数日かかりました。 良かった!!!


これは調整前の開き目の角度です。


スピーカーケーブル編を少々。
2年ほど前に、SPケーブルの良いものを(何が良いのか良く分かりませんが評判の良いメーカーの高いもの?)継ぎ足して使っても良い音になる。という逸品館の記事を目にして、AETのケーブル50cm×4本(メーターうん万円でした)を3500円7mに接続準備中風景。

こういう使い方は絶対に良くないと言われる方が、ほとんどかと思われますが、試してみます。

SP側50cm・アンプ側50cmに継ぎ足し完了。
理由は判りませんが、粒立ち・明瞭度・艶・アタック感・空気感等々完璧に良い音になりましたよ。

2010年4月10日土曜日

部屋編・オーディオチェックCD

先日、takeotさんから頂いたNORDOST(ノードスト)システムアップ&チューニングディスクです。
このようなチェックディスクは何枚か持っておりますが、これはチョット違うのでご紹介。

以前から左の音に違和感と天井布をつけてから狭い感じをしていたものが、トラック11からのテストで明確に判明したのです。
チチチという音がスピーカーの後ろ下から183cm上に上がっていくというテストでは、150cmくらいからいきなり中央に寄って行くのです。
「高さ不足は強い反射が天井からあることを示す。」と、このディスクの説明です。アレ!このディスクの説明おかしくない?っと思いました。
私の経験では、反射は音を引き付ける。と思っていましたが、でもよく考えると反射と言っても色々あります。強い反射と弱い反射・小さな反射と大きな反射等、まとめて言うと反射率ですか?。それと常々感じている対向する面(並行に前後だけではありません。)、に反射物がないと反射としての音は感じられません。
このディスクの説明を「高さ不足は床より強い反射が天井からあることを示す。」と補足していただければ私の意見と一致します。 ちなみに当方の物置の壁・天井はウレタンニスでの全塗装をしていますが、これは反射率を上げるというより、高域を吸音しているラトビアバーチの表面の細かいうぶ毛様の毛羽立ちを抑える意味で、極薄く一度塗りしたもので、要するに内壁全体を本来持っている堅い木の表面状にしただけであり、部屋自体の反射率はほぼ均一です。

以上のように反射の振る舞いを考えると、150cmから音が中央に引き付けられる。というのは反射物が中央にある、ということになります。なるほどSPの上に布。中央に天井梁。ですね。
布を撤去してもう一度テストしましたところ、音が183cm上に真直ぐ上がっていきます。
もうひとつの左のSPの違和感は、このテストで右SPより中央寄りに音が出始めるのが分かります。 フロント側をみると右後ろにサブウーファー、左SP側リスポジ後ろがドアや棚等で右と非対称なんですねぇ。 その他にも18hzから90hzの低域による共振等など興味深いチェックができます。ベストと思い込んでいた響きもこのように怖いくらい厳格にチェックできるCDです。
面白いですよ。お試しあれ。

2010年4月6日火曜日

マイナーチェンジ・部屋編・スパイスバー

前回のスクリーンケースのアップ後、オーディオルーム改築予定の方が、行きつけのオーディオショップ経由で参考に聴かせてほしいという依頼があったもので・・・気になるもんは撤去と作業開始も2.8mの高さから落としてしまい、床の一部破損とスクリーンも当然動かなくなりました。(とほほ!)でもスピーカーに傷がつかなかったことと怪我しなくて良かった。 スクリーンは修理中ですが、これを機にAV関係は全て母屋へ移動させ物置はピュアオーディオ専用とします。




さて、以前にもアップした伊豆の高域大好き鉄人Wさん作スパイスバーです。

アマゾンジュラという比重1の堅い長さ180cmの木材板を約8mm四方にカットしたもので、作者は高域の反射を目的としたものです。

見た目はただの細い棒っこなんですが、効果は大。



これまでにも高域を増やそうとして部屋中ニスを塗った経緯がありますし反射は音を返すと単純に考えていました。でも裏をかえすと音の引き付け効果も同じくらいあるということが、遅まきながら天井へのニス塗装後から実感できました。



低域が足元から腹部その上に密な中域、キラキラした高域は頭上へ抜けるというのが、俗に言われるピラミッドバランスと思いますが、上の反射が増えた反作用でそれらが全体に上に引っ張られ歪なバランスになりました。それを指摘是正して頂いたのがサーロジック村田氏案の天井梁前方上に張った4個の逆山状の布です。

これはこれで良いのですが、好みとしてはやはり音の空間?が狭い感じがなじめません。



ここまででお分かりのことと思いますが、反射のためにスパイスバーというより、上に引っ張られた音を下に引き戻す使い方をさせていただいています。いきなり壁にものを付けたり外したりは出来ませんので、どの部分にどれだけの高さの部材と量が必要か確認する為の指針としての効果は絶大です。もちろん見栄えを気にしないのであればこのままの使用でなんら問題ありませんね。



現在はリスポジから前方の左右壁に高さ90cmを8cm間隔で簡易に両面テープで留めて設置。結果、天井布の山が2個減りました。左右は高さ90cmで確定、これ以上の高さはバランスが崩れます。量を増やす、つまり8cm間隔を4cmに増やすと天井山をなくすことが出来るかも? と楽しみなスパイスバーでした。

2010年4月2日金曜日

マイナーチェンジ・部屋編・スクリーンケース

時系列ということでスクリーンから。


当初5000円で求めた80インチスクリーンをチェーンで吊り下げていましたが、どうせ見るなら120インチという我儘から安いものを見つけたので電動スクリーンを奮発してしまいました。結構苦労して取り付けたものですから2・3日は面白がって見ていました。

今は毎日見るわけでもないので、ただ天井梁についているだけ。目ざわりですな。

おまけに音に悪さするのです。 それはスクリーンケースの振動とスクリーン下の重しのバー。ケースの振動は音を出しているときは判りませんが手で触ってみるとかなりの長時間振動で、重しのバーはしっかり上げてケースに収納すると、音の振動でケースと干渉しカタカタ・ブンブンと激しい音を出します。映画等みているときは映像にマスクされ音は二の次で重しのバーもケースから出ていますので、気がつきませんというか問題ありません。



でもピュアオーディオ時は問題ありです。重しのバーはケースに入れないよう止めておけばいいのですが、ケースの時間の長い振動は音の良いところは打ち消しされ悪いところは増幅で音楽が伝わらなくなります。逆だと渡りに船なんですが。

余計な振動は消すか止めるが一番。 輪ゴムでくくってやれと思いつき・・・でも2.8mの輪ゴム?なんて、あるのかなと、ネットで探してもありません。近いものではゴムのベルトがありましたので、ホームセンターへ買い出し。

苦労してやって見るとゴムの収縮力より重力のほうが大きくて・・・ケースからずれて止まらない。 しょうがないのでそのゴムをテープで固定と少しづつ張っているうちにケースの振動が収まってきました。結局はテープでぐるぐる巻き状態になりました。

たまにしか使わないスクリーンなので本当は取り外したほうが良いのですが、一人で脚立に乗っての危険作業ですので、お聴きに来られた方取り外しとお帰りの際取り付けのお手伝い願えれば幸いです。

2010年4月1日木曜日

マイナーチェンジ・機器編・アンプ

1ヶ月ブログ更新してなかった間のマイナーチェンジ模様です。機器編・部屋編と時系列に順次アップする予定。(予定です(;一_一))


下側が昨年7月に送っていただいた電源別筺体金田式DCプリアンプ。きっかけはアナログが良く鳴ってくれないという私の感想からフォノイコライザーが原因ではないかとDCアンプマニアさんの優しいお心使いで送っていただいたものです。

機器には全く疎い私ですので、DCプリアンプとちゃんと刻印されているのにもかかわらず、すっかりフォノイコライザーと思い込んでおりますもので、本来はこのアンプからパワーアンプへ繋げばよいのに、DCプリアンプから手持ちプリアンプ入力へとひとつ余計な機器を通して出力を落として聴いてんです(-_-;) これですから良く分からないのも当然でしばらくはお蔵入りになっていたものです。DCアンプマニアさん使い方間違いで、すみませんでしたm(__)m。 今年1月の伊豆組襲撃の折、再度接続しなおし現在はメインのプリアンプとして使用させていただいています。

クレルのプリメインアンプとDCプリアンプの比較では、重さで17kg対数百gと圧倒的に小くて軽い。音は鮮度粒立ち解像度が圧倒的に良い、ハイ上がりなアンプにありがちな明るいが下品で平面的な音は嫌いですが、このアンプはそんなところ微塵も感じさせません。機器の構造的な部分については全く判りませんが、ボリュームの抵抗を低く設定されているらしく、電源を入れてからしばらく時間をおいて電圧が安定してからパワーアンプの電源を入れないとパワーアンプのリレーが落ちてしまうのです。特にその後持って来ていただいたブラック筺体のMOS-EFT B級30Wとの接続では、30分ほど時間をおいて電源を入れなければなりません。またボリューム抵抗が低いことでボリュームノブは回しても9時の位置でかなりの音量になりますので、12時位置なんてことはパワーアンプやスピーカーのことを考えると怖くてできないくらい扱いはデリケートな感じがします。もちろん12時位置を試したことはありませんが、私の聴く音量として最大9時位置は適音量なので問題はありません。 しかしアナログプレーヤーとの接続ではゲインが合わないのか音量があまりにも小さく、適音量にボリュームノブを上げるとパワーアンプが落ちてしまうんですね。



このことをDCアンプマニアさんに伝えたところ、再度いただいたのが上に乗せている調整した別のDCプリアンプとなります。MM用のアンプですが、下のものよりボリュームの抵抗を大きくしたものだそうで、たしかにアナログの音量も適正に出ますし、CDその他に切り替えてもボリュームノブは普通に上げることができますが、やはり抵抗を増やしたせいか、音の鮮度粒立ち解像度とも下のものより明らかに落ちるんですね。

したがいまして、アナログも先に送っていただいたDCプリアンプに手持ちのフォノイコライザーを間に入れてCD又はAUX入力で聴いているのがCDより若干落ちますが現状ではベストです。 アナログはモーター・アーム・カートリッジ・ケーブル・アース・設置や調整等々不確定要素が多いので思い通りに鳴らすのは難しく私の使いこなしはまだまだです。



次にこれも金田式MOF-EFT(間違ってないかな)B級30Wパワーアンプと手持ちのマークレビンソン29L50Wとの比較。

レビンソンとは大きさは1/5・重さ1/10くらいというくらい小さくて軽い金田式アンプ、音はどちらかというと中高域よりで力で押して来るより現代的美音系かな?といった感じです。対してのレビンソンは古式ゆかしい力持ちといった感じでしょうか。

大まかにプリアンプは中高域以上・パワーアンプは中低域以下に特徴が出ると私は思っていますので、パワーアンプはウーファーを動かし止める力強さ要するにそのままパワーのあるほうが私としては好みということで、現状のメインアンプは、初代金田式DCプリアンプとマークレビンソン29Lの組み合わせで聴いております。



DCアンプマニアさんへ、お陰さまでこの数カ月プリ2台・プリメインアンプ・パワーアンプ2台・昇圧トランス2台と手持ちフォノイコライザーの聴き比べとても充実した経験させていただきありがとうございました。

結果は以上となりましたので、使用していない機器のプリアンプ・トランス・パワーアンプはお送りさせていただきます。 お気に入りのDCプリアンプはまだ使っていてもよろしいでしょうか? 出来ればずーと置いときたいのですが、よろしくお願いいたします。

2010年3月29日月曜日

久方ぶりの更新。

珍しいことではありませんが、1か月以上ブログは音なしの構えでおりました。物置の音は改造とまではいかなくとも(当方は改造癖人といわれてます。笑)、あれこれとマイナーチェンジしながらもなんとか健在です。


なんとか?というのも何か少し弄るだけでも音が変わってしまうんですよね~。そこで気持ちよく音楽を奏でるためのパラメーターというか構成要素を先輩諸兄の方々の教え等を参考に自分なりに、ちょっと生意気にも無い頭振り絞り整理してみました。

1. 人。

○聴く位置・・・音源からと部屋での位置

○耳・・・構造や感性、体調や気分でも変わります。

○音の趣向・・・JAZZやクラシック・ポップスといった好みもありましょうが、もっと普遍的なオーディオ観。たとえば、広がる音の嫌いなモノラル的な音を好む方・生の雰囲気空気感を求める方・嘘でもいいからホログラフィック(立体的)な音をの好む方・クラシックではSN感・JAZZではアタック感・ヴォーカルでは艶とか滑らかさ等を重視する方・大音量派、その他ここでは蝉の音この場面では指揮者が踏みしめる床のきしみ音が聞こえないと納得できない方等々まだまだ限がないほどありますが・・・乱暴に大きく分けるとオーディオ的か音楽的かといったことでしょうか?

2. 部屋。


① 床壁天井の振動を止める。

② フラッターエコーをなくする。

③ 反射の断層をなくする。

④ 定在波を少なくする。

⑤ 初期反射音を増やす。

⑥ 残響音を増やす。

 と、いたって単純明快です。でもすべてはバランスですから実際はとても複雑です。

① から④まではおもに建物の構造に依存されます。重要なのは①の部屋の振動をなるべく最小にとどめることと思いますが、これがコストもさることながらもっとも難しい!私は石の部屋が一番と思っていますが、前面と後方を全開放するくらいの音の(特にミッドバスといわれる120hzから250hz近辺)吸音が必要になるでしょう。

3. 電気。

人間に例えると血液みたいなものでしょうか?音を電気信号に換え電気で増幅し電気を力に変えて音に戻すという大きな影響を及ぼす部分ですから、見過ごしにはできませんね。ここでは特に大本段階の分野、電柱トランスから引き込み線・分電盤そしてロスや色つけを極力減らすという意味で壁コンセントやタップを通さないで、分電盤より1機器1ブレーカー直結という意味合いですが、アースも含めてこれも深いです。

4. 機器。

スピーカーやアンプ・プレーヤーです。これがないと始りませんし普通これらですべて音が決まってしまうと思うのが一般的でしょうが第一義ではありません。

もちろん現在よりより高額な良い機器のほうが良いのは当然ですが、機器の能力を発揮させているかということとは別問題なのですね。1000万円掛けた機器より100万円や50万円いやそれ以下の機器でそれ以上の音を出すことも可能ですし、実際そういう方が身近におられますので、面白いところですね。

そんなふうになれば、あとは懐次第でさらに最上の世界へというのが健全な?オーディオということで、よろしいかと思います。したがって当方は機器は二の次というスタンスです。しいて言えば音に影響が大きいのは1に出口のスピーカー2に入口のプレーヤーと思っています。アンプもたしかに変わりますが掛けた金額ほどパーフォンマンスが出にくいと感じてます。これはアンプ自作派のDCアンプマニアさんからお貸しいただいた素晴らしいアンプと自分の手持ち機器との聴き比べによっての影響も大きく、高額なアンプは必要なしと感じているということです。

5. 音源。

レコード(SP盤・モノLP・ステレオLP)・CD(SACD)・DVD 少し前からCDをパソコンへリッピングして取り込みプレーヤ代わりにパソコンからDAコンバーターを通して聴く方法や、最近はリンのクライマックスを代表するインターネット配信でネットワークオーディオが出てきました。興味はありますね。

6. 温度・湿度。

家の物置、冬は寒くて大変!というのもありますが、機器もDCプリアンプは寒さにデリケート、梅雨時のじめじめは音も湿りがち、カラッとした時は音も軽いといったように、温室度も影響あり。



と、なんだか訳のわからない能書きが続きましたが、要するに無い頭でもこのくらい音作りのパラメーターは出てくるもので、実際はもっとまだまだあるわけでして何もしなくても音の変わる要素はいくらでもあるから厳密にいつも同じ音は出すのが難しいということでした。(やはり細かいところは脳イコライザーで調整でしょうかね?)



次回からは最近のマイナーチェンジ、機器ではDCプリアンプとパワーアンプ・AV関連電動スクリーンの影響、部屋ではスパイスバーと天井の反射と音の引き付け・リスポジ変更、音源ではアイポッドと電源、パソコンオーディオ等をアップする予定です。(またこれでしばらく休むんじゃねえか・・・と思われる方へ・・・あくまで予定ですので悪しからず。)

2010年1月23日土曜日

サウンド・スパイス バー?

一月某日、伊豆の鉄人Wさんから、長い小包届きました。














前回、試した棒っこです。

棒っこではあんまりなので、高音をスパイス的に調整出来る棒ということで、サウンド・スパイス・バーという命名を勝手につけさせて頂きました。


Wさん如何でしょう?(笑)







アマゾンジュラという、比重1の板を18mmにホームセンターでカット(この幅ではこちらのホームセンターでは切ってくれません)し、さらにご自身で半分の9mmにカットしたものです。

堅い木質なので、さぞや大変な作業と思います。









音の傾向を探るには、ただアバウトに立てかけるだけなので非常に楽ちんです。













前後は180cmの長いままでよいのですが。












リスポジ・サイドの長さが気になるので、長さ(高さ)の調整の始まり。










ここの(リスニングポインサイド)部分に反射物を設置するのは、解像度が落ち逆相感や圧迫感が出るのでタブーとされている場所です。
また、壁表面と一体に設置するものとの反射率が極端に違うと、反射の断層という悪玉も出てきますが、当物置はウレタンニス塗装の堅い壁のお陰でこれらの現象は目立ちません。
石膏ボード壁にこのような固い反射物を取り付ける場合、上記の悪玉がごっそりと出て可能性があります。




前回の写真と比べて頂くと分かりますが、高さ180cmを120cmにしたところ。
意味は、反射=引きつけ です。高域反射用といっても、高いところ(特にサイド)に設置すると全体の音が上に引っ張られ落ち着かなくなりますので低い位置に来るように設置してみました。
これで大分落ち着きましたが、まだ高いようです。





下に貼った棒も撤去して90cmの位置で落ち着きました。後ろにある柔らかい180cm高さの棒は、リスポジ耳の後ろに位置しているためかそんなに気にはなりません。
この部分は後ほどテストする予定です。









棒の間隔は16cmでしたが、低くなった分面積が少なくなったので、その間に足して8cmとなりました。 この間隔の意味はありません。ただ適当に聴きながら置いただけです。
音速÷距離で周波数は計算出来ますが、全体容積分の設置面積以外にもパラメーターはたくさんあるでしょうから、音響工学的計算の出来る方は試されては如何でしょう。でも聴きながらの方が正確と思います。






前後の平行壁に置くスパイス・バーの数は後ろが下6本・180cm上4本の計10本で対する前面はSPパネル正面部分2本づつの計4本で十分効きます。倍にしてもそれほど変わりませんが、直行するサイドに置くととたんに騒がしくなりました。
しかしその手前にあるパネルに立てかけたところ、広がりと高域の艶が出てきてグーです。
悪玉を出さない為、壁に直つけをしないで、足をつけて壁から離して立ててみる等々、色々な使い方の出来るサウンド・スパイス・バーの簡単なご紹介でしたが、これからも適時アップさせて頂きます。